数学して幸せを見つける

数学に取り組む事で解決の糸口を発見したり、別の見方ができるようになったり、幸せに向かう考え方を見つけよう。

連立方程式の文章問題 等しい関係を2つ見つけるコツ

 等しい関係を見つけるコツ

2つの連立方程式の問題を比べて、共通な事を見つけて構造を知る

mathpsychology.hatenablog.com

前回の続きで、

求めるものは2つあり、それを文字で表す。

等しい関係を2つ見つけて、2元1次方程式を立てる。

この等しい関係を見つけられない生徒がいる。

コツは、文章にある数字を拾い出し、「関係を表す数は」と問いかける。

値段や速さは、個別の数で関係を表していない。

合計や差になる数を確認して、式にする。

1個120円のケーキと1個200円のプリン。全部で12個買って、2000円になる。

120 200 値段

12 2000 合計の数

  ~=12

  ~=2000  左辺の式を求める。

 

連立方程式が解けなくても、文章の構造と式化(モデル化)できれば、十分!

「解けてほしいけれど、解けなくても式ができれば十分」というと、数学が苦手な生徒でも数人やり始める時がある。挑戦してくれるきっかけになればOKである。