数学して幸せを見つける

数学に取り組む事で解決の糸口を発見したり、別の見方ができるようになったり、幸せに向かう考え方を見つけよう。

連立方程式の利用 問題の構造を読み取る

『~の利用』といのが、各章の最後に出てくる。文章問題や数学独特の問題が盛り込まれている章である。文章問題は、日常の出来事を数学を使って解決したり説明するものが多い。『~の利用』に入る時、日常の問題を解く事を説明して始める。「既に、もう日常の問題を扱っている」と振り返らせると、ノートや教科書をめくり始めたり、上を向いて考えこむ生徒もいる。「ボート」の問題と「ハンバーガーとジュース」の問題を思い出す。

 導入で扱った「ボートの問題」2人乗りと1人乗りのボートに11人でのる。新情報でボートは全部で7艘だった。

 加減法の説明に使った「ハンバーガーとジュースの問題」代金が2種類の場合

 

この2つの問題で共通の事は何だろう?

 求めるものが2つ、文字が2つ、わからないものが2つ 【2元】

 イコールが2つ、数字が2つ 【連立】

連立の部分は、「等しい関係が2つある」とまとめた。

 

違いは、なんだろう?

 これは、さすがに出てこなかった。

ハンバーガーとジュースの問題」は、両方とも金額になっている。「ボートの問題」は、人数と船の数で別の種類の式になる。

 けれど、説明すると頷く生徒は結構いる。

 

同じ問題を振り返り、別の角度で見比べることで深めていく。大切だと思う。