数学して幸せを見つける

数学に取り組む事で解決の糸口を発見したり、別の見方ができるようになったり、幸せに向かう考え方を見つけよう。

数学教育の道徳側面:こっちを選ぶ気持ち(理由)を知ろう

連立方程式を解きなさい

2x+y=13…➀

x-y=5…②

➀+②でx=6…③

x=6を ➀か②のどちらに代入するか?

②が大半、①が少数派。

「理由は」の所を➀を選びたくなる気持ちを考えてみよう。教えてもらおう。

理由は、②はマイナスがあるから。➡「あ~そうね」

 

生徒との何気ないやり取りの中でも、少数派の意見や理由に耳を傾ける。

「理由」ではなく「選ぶ気持ち」という事を選ぶ。

些細なことだと思いますが、生徒の受ける印象や「人の気持ちに耳を傾ける」という言葉が数学教育の中で出てくることに意義は十分に深いと思います。