方程式の解き方
数量関係を式で表すことのできた。
等式からXの値を求める。
天秤を実際に使って、操作を行いXの値を求める。
式化にともない、実物から紙に書いた半具体物へ、
半具体物から文字とを往復しながら、抽象化を進めていく。
等式の性質を使った解き方は、代入はひとつひとつ値を入れていくので大変。
代入は、確かめにはいいけれど解を求めるには効率が悪い。
効率が悪いのは、どこか?
0にするために足す引くので、初めから書かない。つまり、移項になる。
Xの係数を1にするために、係数で両辺を割る。
Xの係数の分母を整数にするために、分母をかける。
この「〜にするために、〜する』という小さいステップは大切になる。
方程式の解法で、目指すのは「X=数」である。
右辺が文字だけで、左辺が数だけになる。
それを目指した時、問題が出てくる。
両辺に文字の項や数の項ある。それを1つにまとめるために、移項する。
Xに係数がある。係数を1にするために、係数で割る。
人生と同じ、目標があって達成するための必要なものがある。
そのために何をするのか?
バスケット部員で、「バスケが上手くなりたい」
そのためには、技術と体力をつけたい。
そのために、練習する、走る。
数学は思考の世界、思考の習慣を身につけさせるのも数学教育の一つと考える。