はじめてであうすうがくの絵本〜なかまはずれ〜
絵本の最初に出てくる話です。これが、素晴らしい。。
ここでは、言葉で伝えていきます。
各ページの中から、なかまはずれを見つけていくものです。
□と○、1つだけ違うてんとう虫。
これが、数学的概念の形成に他ならない。
いくつもの対象を抽象化して、違いよりも共通点により目が向く。
ページが進むにつれて、見た目の違いだけで分けて行けなくなる。
一つ一つの絵の意味やページの中の関係を考えないと考慮しない、決められない。
これは、巻末の解説にも出ている「何を持って1とするか」
ということにつながります。
集められたものの中から、その共通点を探し出す
どんなことで、仲間はずれにするか、
子どもと話していると、「知っていること」「理解」というものが見えてくる。