Math-Magic インドの教科書
数学の教科書に数字がでてこない
タイトルが、ちょっと?だけれど
とにかくインド人が好きみたい ということが伝わってきます
この本に出てくる「数学の教科書に数字が出てこない」のタイトルページに
Math-Magicというインドの教科書のことが触れれています。
「かたちと空間」
『内側ー外側』『より大きいーより小さい』
『最も(大きい)多いー最も(小さい)少ない』(3つ以上の物の大きさの比較)
『トップーボトム』(物の位置関係)
『より近いーより遠い』(2つの物の位置関係)
『最も近いー最も遠い』(3つ以上の物の位置関係の比較)
『上ー下』(位置関係)
『身のまわりのかたち』
『かたちの分類』
『回転するかたちと回転しないかたち』
そして、One,Two,Three, が出てきて
1、2、3、
「0」は、文章題で
マンゴーが5つ、1つ食べたらいくつ残る?
マンゴーが4つ、1つ食べたらいくつ残る?
マンゴーが3つ、1つ食べたらいくつ残る?
マンゴーが2つ、1つ食べたらいくつ残る?
マンゴーが1つ、1つ食べたらいくつ残る? 0個残る。
空間
比較
序列
形
分類
数
数字
そして、「0」
インド人の数的カンを感じる
小学校の入学祝い
同僚に小学校入学の話を聞くと
「はじめてであうすうがくの絵本」をお祝いに送っている。
数学の概念を数字を使わずに絵で伝える良書です。
いつも、送った相手からは
妻が夢中でした
「仲間はずれ」がちょっと
いろいろな感想が出てきます
褒めるにしろ 文句にしろ
どちらにしても よく考えての言葉
それが いい 十分 だと思います
MI:多重知能の理論
多重知能の理論
- 作者: ハワードガードナー,Howard Gardner,松村暢隆
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2001/10
- メディア: 単行本
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7つの知能
言語学的知能、論理数学的知能、音楽的知能、身体運動的知能
空間的知能、対人的知能、内省的知能
追加される3つの候補
博物的知能、霊的知能及び実存的知能
多重知能(MI)のはじめの7つの中に「理論数学的知能」が含まれるのは
疑いもない。
でも、ここで一つの疑問が生まれました。
理論数学的知能の成長の保証や促進させるもの
博物的知能や内省的知能
そして 数学が哲学と呼ばれていた時代のことを考えると
霊的知能
「すうがく」がよりよく理解される為に 必要な力
数学を教えるのに慣れてしまった私が見落としていたもの
「なかまはずれ」に始まる、博物的知能にまず目を向ける
そして、内省的知能に照らし合わせ
論理数学的知能を誘って行く
それが自然な数学教育の流れだとやっと気がつきました。
その視点から、指導法を見直していきたいです。
何番目
我が家の子ども達が苦手だった問題です
3日目→順序を意味する→順序数
3日間→量を意味する →集合数
【じゅんばん】
小学生1年生にとって、大変なハードルです
身についてしまうと意識されませんね
ある集まりを「数える」5個ならば
「5」という「数学的な性格」を与える
(集合数)
並べて「しるしをつける」前から5番目
(順序数)
同じ「数」でも性格が違う
同じ見えても、実は違う 「数」も「人」のように見える
あっ わかった
生徒がわからない問題をもってくる
解いて見せる 納得しない
アプローチを変えて、説明
「あっ わかった」
ピンとくる というものなのでしょう
突然 何かかが何かにくっつく【ふしぎなのり】
もちろん そのまえに たくさん勉強しているから
ピンとくる 範囲が広いのだろう
ピンとマークがみんなの頭に立つ授業をたくさんしたい